恋人との別れの原因あるある

恋愛初期なら、「かわいい」とか「愛されてる」と感じるヤキモチや嫉妬も、付き合いが長くなりその思いが大きくなりすぎると、相手の負担以外のなにものでもありません。
楽しい恋愛のはずなのに、信じてもらえないもどかしさや、最終的には別れを考える原因にさえなります。
数年前、長身で比較的イケメンの4歳下の彼がいました。
周りに対する気遣いもできる人で、誠実な雰囲気を持っていたので、こちらからアピールして付き合うことになりました。
当初は一緒にいることだけで楽しかったり、私が提案したデートをおもいきり楽しんでくれたりと、気が合うなと思うシーンが多くありました。
頻繁に連絡を取り合っていたわけではありませんが、おだやかに付き合っていけそうな関係です。
しばらく恋愛とは縁のなかった私には、彼の存在がとても大切なものになっていました。
それが付き合い始めて1年くらい経ったころから、彼のヤキモチがだんだんエスカレートしてきたんです。
最終的には恐怖の嫉妬に変わっていました。
当時の私の仕事は飲み屋の接客業です。
男性客がほとんどですが、お客さんはお客さんとして、恋愛とは別物と考えて仕事をしていました。
私の中ではそれが当り前で、接客中の話も営業トークに過ぎません。
彼もそのことは理解してくれていると思っていましたが、それは口だけのことだったようです。
付き合いが長くなってくると、心に秘めておいた嫉妬心や猜疑心がぽろぽろ出てくるようになりました。
最初は私が否定すると、信じたようなフリはしていましたが、所詮それはフリであって心底信用はしていなかったようです。
私の手帳や携帯もチェックするようになり、特定のお客さんの名前まで出して「アイツと何があったんだ!?」と問い詰められることもありました。
こちらとしては、何もないとしか言いようがありません。
本当にお客さんとしての付き合いしかないのですから。
最終的に別れようと思ったのは、私の仕事帰りに少しだけ会うつもりで待ち合わせをしたときでした。
顔を見て少し話ができたらな、くらいの感じだったのですが、またいつもの嫉妬が始まったので、今日はもう帰ろうかと私が言った途端、彼の顔がみるみる変化して鬼のようになったんです。
「家に帰ったら男が待ってんだろ!!男がいるから帰るとか言ってんだろ!」
もう限界です。
ここで別れなかったら、私は相当バカです。
「うん、そうだよ。
アナタがそう思うんだったら、それでいいよ。
」妙に落ち着いた話し方になっていたと思います。
真夜中にひとり歩いて帰る道。
恋愛って何なんだろ、こうなった原因て何だろ、と考えてみたけど答えなんてどこにも落ちていませんでした。
落ちてきたのは自分自身の大きな涙の粒だけでした。